サーバーを選ぶ際に何を基準にしたら良いかということ等、ホームページ作成の 前段階のご相談を受けることが幾度かありましたので少し情報をまとめてみます。 参考にしていただけると幸いです。

まずホームページを設置するためのデータ置き場(サーバー)の話からします。
いくら良いホームページのデータを作っても、Web上で公開するにはデータ置き場がないと 話になりません。

サーバーの選び方利用プロバイダー利用レンタルサーバー商用利用したい場合は?
※なお、利用プロバイダーとレンタルサーバーは選んだ理由と感想つきでのご紹介となります

サーバーの選び方

プロバイダー(接続会社)と契約するとたいていの場合、 いくらかのサーバースペース(サーバーを使える容量)がついてきます。
まずはそれを使ってみるのもいいでしょう。
ジオシティーズやfc2などの無料のスペースを使うという方法もあります。
しかし、共に幾つかの問題がある場合が多いのが現状です。

※CGI……主にBBS掲示板やチャット、メールフォーム、買い物カゴ、日記などに必要なもの

これらはプロバイダーによってまちまちです。
無料スペースはこの他にもサーバーが不安定になりがちなうえ、 あるサービスでは申し込んだ途端にスパムメールが大量に来るようになった例もあります。
そこでオススメなのが、レンタルサーバーを借りる方法。
プロバイダーのスペースや無料スペースと違い、自由に使える範囲が広いのが大きな利点です。

レンタルサーバーを選ぶ基準

(※CGIが使えてもsendmailが使えないところがあるので注意が必要)
(※sendmail……CGIでメール関連機能を使う場合に必要なことが多い)

まずはこのあたりを押さえておきましょう。
より高度なホームページを作る場合は、目的に応じて更に吟味します。

しかし、プロバイダーとレンタルサーバーと両方借りると料金が高くなりがちです。
ですが利用サービス会社を良く選べば安く済ませることも可能です。

当サイトの実例でご紹介します。 サイトの目的は画像(イラスト)の掲載です。
つまり、大量の容量を必要とすることが予想されます。
また、掲示板やメールフォームなど、CGIプログラムの作動も必要です。

管理人の使用環境

(内訳:
ゼロ基本料金:892円 ※ADSLプランを利用
ゼロ追加料金:210円 ※旧サーバーのオプション利用料金
ゼロ合計料金:1102円
シーサイド料金:780円 ※サブドメインサービスを利用)

このように、組み合わせ次第では両方あわせても 他のプロバイダーの1ヶ月の料金より安く済ませることが出来ます。


プロバイダー

プロバイダーは当サイトの作成以前からゼロを利用しております。
数年前にネットを始めようと思い立ったものの全く知識がなく、 とりあえず知人の使っていたゼロと契約したのですが、 使ってみたところこれがなかなか良く、他のプロバイダーと比べても優れています。
プロバイダーとしては大容量の50MBには本当に助かっています。

ZERO (GMOインターネット株式会社)

ゼロを利用してみて感じた特徴

(ADSL及びISDNの場合【892円/月】 光の場合【1,890円/月】 年会費【1,050円/年】)

今でこそプロバイダーのサーバーの標準容量も増えて参りましたが、 それでもホームページ50M、メール50Mは今でも大容量です。
多くのプロバイダーが20M前後、 当時は5Mも珍しくなかったころからすでに50Mが初期状態で利用できました。
昔から利用しておりますので管理人は旧サーバーですが、それでもいわゆるサーバー落ち、 回線落ちが格段に少ないのが良い点です。
また地味な点ですと、問い合わせなどをする際はプロバイダーのホームページを閲覧するわけですが、 このホームページが見やすい、というのも一つの利点かと思います。
注意点としては旧サーバーはCGIがオプションで利用できましたが 現在の新サーバーはCGIが利用できません。
そこでレンタルサーバーの利用を考えました。


レンタルサーバー

当サイトはこのレンタルサーバーのスペースに設置してあります。
利用しているのはシーサイドネットのサブドメインサービスです。
選んだ基準は、CGIが利用可能なことと、とにかく動作が安定していることです。
(当時よく拝見していたサイトが複雑なCGIやJavaを多用していたにも拘らず快適に 閲覧できたので、どこのサーバーか確かめたらシーサイドネットでした)

株式会社シーサイドネット

シーサイドネットを利用してみて感じた特徴

とにかく容量が大きいのと料金が手ごろなのが魅力です。
(サブドメイン:ホームページ/250MB メール/50MB 【780円/月】)
(独自ドメイン:ホームページ/800MB メール/200MB 【1,890円/月】)
また地味な特徴ですが、1週間のお試し期間がある上、 サブドメインでは申し込みが昼間ですと即日使えるようになる対応の早さも魅力です。
管理人の個人のサイトである当サイトはサブドメインサービスを使用しております。
その後、勤務先でホームページを立ち上げてサーバーが必要になったとき、 サブドメインを利用した感触から迷わずここの独自ドメインサービスを選びました。
現在ではこの二つの他にセキュリティに優れたセキュアサービスもあるようです。

万全のサポート体制

各サービスの特徴はホームページで確認できますがサポートは実際に受けてみないとわからないものです。
管理人は実際に利用していますが、 今まで何度もお世話になって感じたのがサポートの迅速さ、丁寧さです。
契約しますと、お一人お一人の担当の方がつきます。
サポート範囲は契約内容や設置・運営に関わることだけではありません。
勤務先でもシーサイドを使っているのですが、動作しないCGIに首を傾げていたら、 プログラムのどこをどうに直せば良いということまで教えていただき、正直驚きました。

CGI等のプログラムが自由自在!

当サイトは画像の掲載だけですのであまり複雑なものは使っておりませんが、 シーサイドはCGIだけでなくPHPや.htaccessなど、多種のプログラムが扱えます。
通常のホームページですと掲示板やメールフォーム、商用利用の方は 買い物カゴや簡単なアンケート等、よく使うのはCGIプログラムです。
シーサイドネットはこのCGIの動作も速く、安定しています。
CGIですとネット上で有名なのはKENT-WEB様ですが、シーサイドはこのKENT-WEB様の 全スクリプトが動作確認済みです。
また幾つかのCGIは面倒な設置をせずにシーサイドのコントロールパネル内から簡単に 設置が出来ます。

主なメール機能

勿論メールは転送などの設定も可能で、ウィルス対策も施されています。
また送受信はセキュリティに優れたPOP before SMTP方式の送信やPOP over SSLという暗号化して受信する方法を取っています。
メールアドレスも多く作成できるので、仕事などでいくつも使い分ける場合に嬉しいものです。
メールマガジンを発行できるのも見逃せません。

充実のコントロールパネル

サーバーの状態や利用状況、アクセスログ、メールサービスの詳細はコントロールパネルにて 確認することが出来ます。
コントロールパネル内では各種設定やログ、利用確認の他、問い合わせフォームも充実しています。 問い合わせフォームは目的別に分かれているので使い分けるといいでしょう。
また、ホームページを運営する際のアドバイスや用語等を集めたサポートページもコントロールパネルからログインします。 とにかく非常に役立つものが揃っています。
ログやアクセス解析は、特に商用利用されている方には必須の項目ですが、かなり細かく解析数が出ますのでサイト作成の参考に出来ます。
カウンターやフォーム、幾つかの便利なCGIは標準装備されており、コントロールパネルにて設定が出来ます。

自由なドメイン

ドメイン名ですが、シーサイドではサブドメイン、 独自ドメインの2種類のサービスがあります。
当サイトはサブドメインを使用しています。
ドメインは好きな名前をつけることが出来ます。
サブドメインの利用の例ですと、
http://wind-moon.edisc.jp(※当サイトのアドレス)
この『wind-moon』が自由に設定できる部分です。
後半の『edisc.jp』の部分は幾つかある中から選べます。

なお独自ドメインですと、自由に設定できる部分は同じで、 後半の選ぶ部分は例えば『.com』などから選択することになります。
独自ドメインサービスは例えば法人や団体などで利用すると良いでしょう。
サービス内容もサブドメインよりももうワンランク上でセキュリティ対策も万全です。
ただし独自ドメインをご利用の場合はドメインの維持管理費が必要となり、 価格はドメインのタイプによって異なります。

サブドメイン・独自ドメインでも機能は十分すぎるほどにありますが、法人などでより一層のセキュリティとスペックが必要な場合は、 セコムのSSLを標準装備している専用サーバーもあります。
(SSLはセキュリティに優れた機能です)
シーサイドのセキュア対応サービスであるC'S SERVER ProfessionalはSSL証明書の他にも不正侵入感知、ウィルス&スパムチェック、セキュリティ診断サービスがついているので安心です。
法人(特に商店)にとって必要なショッピングカートやカード決済機能がついているのはもとより、 独自ドメインの取得や維持管理費用が無料サービスというのも魅力的です。

商用利用したい場合は?

商用といっても、会社の紹介や業績等の発表などだけの場合もあれば、 実際にそのホームページで商品を売買したり、問い合わせ用の窓口にしたりと、 色々な目的があります。

まず最低限チェックするべき点

まず、商用利用が認められていないサービスも多いので最初にこの点を確認してください。 もちろん商用に特化したレンタルサーバーやプロバイダーもあるのでよく吟味を。
ここをクリアしないと何も始められません。

ドメイン名の決定権(当サイトでいえばURLのwind-moonの部分)は必須と思ってください。
大体の場合、ドメインは会社名や有力商品名になります。
もしここがレンタルサーバーやプロバイダ名、果ては無料サービスのスペース名ですと、 信用に関わってきます。
ドメインはドメイン名のほか、組織種別を決めなければなりませんが、 『co.jp』『.com』『.jp』などが無難かと思います。

会社概要や組織レポート、売り上げ実績の発表などだけであれば必要ない場合もありますが、 ホームページで商品を実際に売買する場合、CGIの利用が出来ることは最低必要です。
注文フォーム、買い物カゴ、問い合わせ用メールフォームは大体の場合CGIプログラムで 作動が必要となるためです。
また大量の商品を紹介するページの運用面でもCGIやPHPは大変便利です。
また、可能であれば.hotaccessの利用も望ましいところ。
なおCGIですが、その利用可否と共にSendmailの利用可否もチェックしてください。
CGIが動いてもSendmail使用不可ですと、 ほとんどのメールフォームや買い物カゴは動かせなくなってしまいます。

商品の販売や問い合わせ窓口として利用する場合は特にセキュリティ面への配慮が必要です。
個人情報の取り扱いが発生しますので、暗号化通信(SSL等)が使える、あるいは サーバーが強固なセキュリティに守られているかどうかがチェックポイントです。
セキュアサービスと書いてあるものがこの部類ですが内容はサービス会社によってまちまち なので内容をよく吟味する必要があります。
また最近はスパムメールが多く、サーバー側で一定のフィルタをかけているところもあるので チェックしてみてください。 勿論サーバーにセキュリティが入っていても、会社のパソコンにもセキュリティを忘れずに。

店舗・販売・会社のホームページは多くのアクセスが集中します。
アクセスが集中しますとサーバーに負担がかかり、通信の遅れや遮断、ファイルの破損、 ひどい時にはサーバーがダウンしてしまうこともあり、こういったトラブルに 迅速に対応してもらえるサポート体制は必須となります。
特にサーバーの状況は利用者側からはどうしようもないので、 サポートに任せるしかありません。
またCGIやPHPの設置や設定等は複雑なため、必要な情報を十分に提供しているか、 あるいはサポートしてもらえるところを選びましょう。

商用の場合、ただ文字や画像を表示するだけのホームページは少ないと思います。
CGIやPHPの設置、 .hotaccessの設定といった運用保守をするための操作設定・確認ページがあるかないかは 重要なポイント。
また、商用利用の場合、訪れたお客様の数や動向、 見たページの傾向の把握のための詳細なアクセス解析が必要となり、 これらを解析するツールを設けているサーバーも多く存在します。

その他に欲しいもの

この他にあると便利なのは、メールアドレスをいくつも使い分けられる、 メールマガジンの発行が可能である、などの多種のメール機能。
標準で掲示板やブログなどのCGIがついているサーバーもあります。 株式会社シーサイドネットC'S SERVER Professional は高機能のセキュア面が売りですが、 標準でショッピングカートやカード決済機能が付いているので商用に特化して利用することが可能です。
あるいはサービス全てがセットになっているのではなくカスタマイズの効くアイル ホスティングサービス のようなサーバーを利用するのも面白い方法です。


なんだか利用しているサービスの紹介のようになってしまいましたが、上記の各ポイントは実際に使ってみて、 選ぶ際のポイントになると感じた部分です。
もちろん、上記のサービス以外にプロバイダーもレンタルサーバーも色々あります。 その中から自分に必要なものを選んで探し出してください。
良くわからないからとりあえずどこでもいいので契約しようという場合でも、 スペース容量と良く使われるCGIの使用可否だけは確認したほうが良いと思われます。


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